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2025.07.13

牛肉のわがまま、引き受けます|他では断られる肉の注文もOK。小ロット・特殊部位・カット指定に応える加工対応

目次

  1. 1. 「その注文、対応できますか?」から始まる肉加工の課題
    1. 1-1. 飲食店・精肉店が抱える“肉の仕様”の悩みとは
    2. 1-2. 一般流通では対応できない理由と、現場で求められる柔軟性
  2. 2. 私たちの強み──牛肉加工における“わがまま対応力”
    1. 2-1. 小ロットOK・部位単体OK・特殊オーダー歓迎
    2. 2-2. 「いちぼだけほしい」など、部位単体での引き受けにも対応
    3. 2-3. ウチハラミ・フランクなど、使いにくい部位こそ最適な形で提供
  3. 3. 精度の高い加工対応──プロが信頼する“ミリ単位の調整力”
    1. 3-1. ミンチはピッチ(網目)で3種類に対応可能
    2. 3-2. スライスは脂のバランス・繊維方向まで調整して納品
    3. 3-3. 切り落としでも「使いやすい状態」での仕上がりにこだわる
  4. 4. お客様の“使いやすさ”を最優先にした加工設計
    1. 4-1. 飲食店が仕込みで悩まないように、現場目線で考える
    2. 4-2. 「見た目」より「機能性」──ロス削減・作業効率のための工夫
  5. 5. なぜ私たちにできるのか?現場と流通を理解した加工体制
    1. 5-1. 飲食現場の“調理・歩留まり・コスト”までを知る視点
    2. 5-2. 仕入れ〜加工〜納品までの一貫対応と柔軟な連携体制
    3. 5-3. 生産者・屠畜場・仲介・物流までコネクションで構築された供給網
  6. 6. こんな“わがまま”にも応えてきました──対応実例
    1. 6-1. 「この部位のここだけ」──ランプからいちぼのみ抜き出し加工
    2. 6-2. 「脂は極力少なめで」──ミンチ原料に前脛・共脛だけを使用
    3. 6-3. 「使いづらいけど欲しい部位」──単体調整で調理しやすく変身
  7. 7. 【まとめ】既製品で妥協しない。理想の牛肉を一緒に形にします
    1. 7-1. 他社では断られたその注文、まずはご相談ください
    2. 7-2. 私たちの加工は“調理する人の目線”からスタートしています

1. 「その注文、対応できますか?」から始まる肉加工の課題

1-1. 飲食店・精肉店が抱える“肉の仕様”の悩みとは

飲食店や精肉店が日々直面するのは、「欲しい形の肉が手に入らない」という現場の悩み。 たとえば、「特定の部位だけ使いたい」「脂の量を抑えたスライスにしてほしい」「歩留まりが良くなるよう加工してほしい」といった希望があっても、一般的な卸業者ではなかなか対応してもらえないことが多いのが現状です。

1-2. 一般流通では対応できない理由と、現場で求められる柔軟性

流通を効率化するため、一般的には規格化された製品が中心。大量生産・定型出荷が前提のため、少量で細かな加工ニーズは“非効率”として敬遠されがちです。 ですが、現場では「この部位のここだけが欲しい」「調理工程を減らすためにこうしてほしい」といった要望こそ、実務に直結する重要なポイント。 私たちはその声に正面から向き合い、「現場ファースト」の対応を実現しています。

2. 私たちの強み──牛肉加工における“わがまま対応力”

2-1. 小ロットOK・部位単体OK・特殊オーダー歓迎

「いちぼだけ仕入れたい」「ウチハラミだけがほしい」「フランクを調理しやすくして納品してほしい」──そうした細かな希望にも、私たちは可能な限り応えています。 扱うロットは柔軟に対応可能。一般の卸業者では難しいとされる「部位単体」の注文も、独自の供給ネットワークと加工体制によって実現しています。

2-2. 「いちぼだけほしい」など、部位単体での引き受けにも対応

たとえば、ランプ肉からいちぼだけを抜き出して納品する──そんなオーダーも、当社では日常的に対応しています。 単体で欲しい理由があるなら、そこには必ず“現場の都合”があるはず。 その都合を理解し、叶える加工をすることが、私たちの基本姿勢です。

2-3. ウチハラミ・フランクなど、使いにくい部位こそ最適な形で提供

“扱いづらいけれど味の良い部位”も、当社の得意分野。 調理しにくい部位こそ、用途に合わせてスライス・カット・整形することで、現場での手間を減らし、仕上がりに貢献します。 料理人や加工者の使いやすさを第一に考える。それが私たちの「わがまま対応力」です。

3. 精度の高い加工対応──プロが信頼する“ミリ単位の調整力”

3-1. ミンチは3種のピッチから選択可能──調理用途に合わせた最適化

ひとくちに「ミンチ」といっても、粗さの違いで料理の仕上がりは大きく変わります。私たちが対応しているのは、(小)3.2mm/(中)7.5mm/(大)11mmの3種類のピッチ(網目)です。

特に(大)11mmは一般にはあまり流通していないサイズですが、私たちが直営するハンバーガー専門店で、スマッシュスタイルの粗びきパティに使用しているため、常備しています。このように、調理スタイルに合わせて使い分けできるミンチサイズをご提案できるのが私たちの強みです。

金型から特注で対応しているためピッチ数を無制限に増やすことはできませんが、現在の3種類でも、ハンバーグやタコスミート、肉味噌、ボロネーゼなど、幅広い業態でニーズに応えられる仕様となっています。

また、ミンチに使用する部位についてもご要望にお応え可能です。赤身を多めにしたい、脂を控えたいなどのご相談に応じて、前脛や共脛など適した部位を選定し、味や仕上がりに直結する調整ができます。

3-2. スライスは脂のバランス・繊維方向まで調整して納品

スライス加工は、単に「薄く切る」だけではありません。脂の入り方や部位の性質によって、最適な厚み・繊維方向を選ばなければ、食感や見た目に大きな差が出ます。

私たちは、肉質に応じてスライス方向や厚みを細かく調整し、脂のバランスも考慮してカットします。たとえば、脂が多い部位は若干厚めにし、脂が少ない部位は薄めにするなど、現場で“使いやすく、見栄えが良い”状態での納品を心がけています。

さらに、繊維の方向を無視してしまうと、加熱時に縮んで見栄えが悪くなる、噛み切りづらくなるなどの問題が起こります。私たちは用途や調理工程をヒアリングした上で、最適なスライス設計を提案・実行しています。

3-3. 切り落としでも「使いやすい状態」での仕上がりにこだわる

切り落としと聞くと、「規格外」や「形が不揃い」といったイメージを持たれることが多いかもしれません。しかし、私たちが提供する切り落としは、ただの“余り物”ではありません。

たとえば、炒め物に適した長さ・厚み・脂の入り方を想定して切り分けたり、牛丼や煮込みに使いやすいようにあえて脂を控えめにした部位でまとめたりと、「用途に応じた仕上がり」を前提にしています。

また、形状が不ぞろいでも、加熱後の縮みや口当たりまでを想定し、調理後の状態をイメージしてカットしています。そのため、厨房での使い勝手が良く、食材ロスの削減にもつながると好評です。

どんな形のカットでも、私たちが目指しているのは“使いやすさ”。価格だけでなく、現場の効率までを意識した切り落としをお届けしています。

4. お客様の“使いやすさ”を最優先にした加工設計

4-1. 飲食店が仕込みで悩まないように、現場目線で考える

私たちの加工対応の根底にあるのは、「使う人=現場」の視点です。飲食店では、毎日限られた時間・人手の中で仕込みが行われています。その中で、カットの一手間が減ること、ロスが減ることは、業務効率に直結する重要な要素です。

たとえば、筋引き済み・脂の掃除済みの状態で納品することで、厨房での仕込み時間を短縮し、調理の精度を安定させることができます。私たちは「そのまま使える状態」でお届けすることにこだわり、調理現場で「すぐ使える」「計算通りに使える」状態に整えて加工します。

また、加熱後の形や食感を想定したカットの調整も行っており、冷凍後の解凍におけるドリップ量や変色のリスクも最小限に抑えられるよう工夫しています。

4-2. 「見た目」より「機能性」──ロス削減・作業効率のための工夫

一般的な加工では“見た目の美しさ”を優先することがありますが、私たちは違います。飲食の現場で求められるのは「使える形」かどうか。つまり、調理用途に合っているか、無駄なく歩留まり良く使えるかが重要です。

たとえば、厚さ・形が不揃いな状態で届くスライス肉では、加熱後の仕上がりや盛り付けにばらつきが出てしまいます。私たちは、繊維の向き・脂のバランス・サイズ感までを調整し、仕上がりの再現性が高い状態で納品。結果として、現場での“失敗”が減り、ロスや手戻り作業が最小限に抑えられます。

「美しく見える」よりも「効率よく使える」こと。そこに価値を置くことで、調理現場からの信頼を得ています。

5. なぜ私たちにできるのか?現場と流通を理解した加工体制

5-1. 飲食現場の“調理・歩留まり・コスト”までを知る視点

私たちが強みを発揮できる理由は、単に「加工ができる」からではありません。私たちは、自社で飲食店を直営し、現場で実際に食材を扱い、提供しています。だからこそ、「調理しやすさ」「仕込みの効率」「ロスの発生」「原価計算」といった飲食現場のリアルを深く理解しているのです。

たとえば、「脂を掃除しておいてほしい」「厚みを◯mm以下にしておいてほしい」といった細かいニーズは、飲食店の利益率に直結する要素。そうした要望に先回りして応えられるのは、私たち自身が現場で“試している”からです。

5-2. 仕入れ〜加工〜納品までの一貫対応と柔軟な連携体制

私たちは、精肉の仕入れから加工、最終的な納品までを一貫して設計・管理しています。また、仕入れ先の選定や加工方法の調整も、クライアントのメニュー構成や使用環境に応じて柔軟にカスタマイズ可能です。

必要であれば、カットの段階から「ミスジを取り除いて残りを別商品にする」といった設計や、「いちぼだけを分けてカットして納品」といった“仕様を組む段階”からの対応も可能。細かい注文に対し、スピード感をもって対応できる仕組みを整えています。

5-3. 生産者・屠畜場・仲介・物流までコネクションで構築された供給網

当社は、生産者との信頼関係だけでなく、認定屠畜場や物流業者との強固な連携体制を築いています。

たとえば、特定の牧場から定期的に仕入れることで、脂の質や赤身の発色が安定したロットを確保したり、ハラル対応や特別な加工設備が必要な際も、適した加工場を選定して依頼できる体制を持っています。

つまり「どこから、どんな肉を、どう加工して、どう届けるか?」という全体設計が、最初から最後まで見えている。これが、私たちが“現場と流通をつなぐ肉のスペシャリスト”と呼ばれる理由です。

6. こんな“わがまま”にも応えてきました──対応実例

6-1. 「この部位のここだけ」──ランプからいちぼのみ抜き出し加工

「ランプがほしい」と一言でいっても、実際には「いちぼ」だけを使いたい、というような明確なニーズがあることも珍しくありません。いちぼは、ランプの中でも特に柔らかくジューシーな部位で、ステーキや焼肉用として人気があります。

私たちは、ランプを大きなパーツで納品するのではなく、いちぼだけをきれいに抜き出した状態で納品することが可能です。歩留まり・発注コストの最適化はもちろん、仕込み工程の短縮にも貢献しています。

6-2. 「脂は極力少なめで」──ミンチ原料に前脛・共脛だけを使用

ミンチに使う部位にもこだわりたい、というご要望に対しては、脂の少ない部位(例:前脛・共脛)だけを選定してミンチにすることで対応しています。たとえば、赤身多めのタコスミート用や、和風おろしハンバーグのような料理には、このような脂控えめのミンチが適しています。

部位の選定から網目(ピッチ)の設定まで一括で設計できることで、他ではなかなか手に入らない“用途に合わせたミンチ”を提供できるのが、私たちの強みです。

6-3. 「使いづらいけど欲しい部位」──単体調整で調理しやすく変身

たとえば「外バラの一部がほしい」「クリの部分だけが欲しい」といった、一般には扱いづらい部位でも、調理用途に合わせてスジ取りやカット調整を行うことで、“使いやすい状態”に変えることができます。

こうした部位は、筋が多かったり、脂の入りが複雑だったりするため、調理に手間がかかるのが難点。しかし、私たちは調理工程を想定して加工設計を行うことで、現場で扱いやすい状態へと仕上げることが可能です。

7. 【まとめ】既製品で妥協しない。理想の牛肉を一緒に形にします

7-1. 他社では断られたその注文、まずはご相談ください

「それは難しいですね」と言われたことがある肉の注文──ぜひ一度、私たちにご相談ください。小ロット・部位単体・特殊スペックなど、“わがまま”とされる依頼にも、柔軟かつ丁寧に対応いたします。

7-2. 私たちの加工は“調理する人の目線”からスタートしています

私たちの加工設計の出発点は、いつも「どうやったら現場が助かるか?」という視点です。見た目や既成の流通基準ではなく、調理のしやすさ・使いやすさ・味の引き出しやすさを重視して対応しています。

あなたの“牛肉のわがまま”に応える、唯一無二のパートナーとして、ぜひお声がけください。